短歌

水中で口笛

素朴で優しい、生活的

たやすみなさい

音数の31字じゃなくて、文字列の長さとしての31字でもいいのかな。それですらないのかな。 おろしたての憂鬱だからできるだけ光の届かない所で履く 良かった人をよく思えなくなっていく気持ちを白湯の喉ごしで消す 人間はしっぽが無いから焼きたてのパン屋で…

中澤系歌集 uta0001.txt

難しい。僕には難しい。難しいが詰まっているので何回か読むと雰囲気が身につくかも。

明日死ぬ今日 今日死んだ昨日 日々死んでゆく日々から花束を

日々も死なないように時として

歌集 滑走路

一つブームになってたらしいので読んでみた。作者が出版直前で自殺となったのも話題づけた要因である気もする。そうやって生きてそうやって死ぬ。印象に残った歌はわすれた。 現代短歌の31字だけあってればいいやろ感でやっていたが、57577の重要性に気づい…

万能な下句ひとつ見つけたよ「さらば全てのエヴァンゲリオン」

そうだったのか

また風を待っているとか言う彼はまた風を待つとかいうだろう

又三郎て

Fホールが空いた心はうるさくて感情全部音楽だった

そんなひとがぼくじゃない

生まれたら最後死へと向かう僕らは誰しもが緩やかな自殺

天寿を全うすることも自殺の一つの方法

レギュラーサイズ

感染のリスク気にして買いづらいコンビニの百円コーヒーR 願い事は流れ星とともに燃え尽きるんだけど、どうする少女? 情熱は冷めていくのに、けして夢からは覚めない大人になった いつも君は夜の終わりを誰かに告げに行くため早起きだよね

連想をできない孤独な言葉が意味指し示す物は無いんだ

意味=連想

飲み代も罪も割り勘するらしい飲酒運転同乗者達

同罪です

ハザードとしおり

運転時に思いついた歌一首書き起こしてるハザードランプ 不確かな前後関係が明らかになり明らかになる中間 風の方 背中を押して過ぎ去って、行く手阻んで過ぎ去らないな 歌えないメインメロディー ハモりだけ歌うおひとり様ご来店 「幸せな顔した人が憎いん…

伸びきった春をちぎってポケットにしまう君が次にねらう夏

Spring.

空白の青春の跡地

何もないわけじゃないのに空っぽのふりする防衛本能かよ 空虚なのではなく何かを捨てざるおえなかった情熱の跡地 真理への情熱といっしょに青春も燃え尽きてほしかったのに 生きる苦しみから解放されるためだけの自殺はダサイかよ 自死が神秘的な物へ昇華で…

五月雨が霞立つ山覆う際1里のトンネル煙の異界

めっちゃ怖かった

静かにできない僕らの書き言葉

言うほどに言葉足らずで沈黙の方がたくさん伝わる二人 「沈黙に耐えられる人が好きです」パーリィーピーポー自白未遂 コミュニケーションの本質はディスコミュニケーション 誤解を好む人 確実に伝わる言葉選んでて、いつまでも君に追いつけない アーモンドチ…

羽を畳む

龍は座す 七つの剣 尽きる時 永世の王 見る影もない 七の王 百の戴冠 龍が待つ 矢倉の深部 剣は尽きる 羽王から九十九の王冠を代償に極大魔法打つ

雷は祝福 黒い雲を待つ

「日曜日なのに仕事だ、ふざけんな」週休四日の人も不満 「もう嫌だこんな仕事はやめてやる」と言い続けて今日で五年目 犬小屋が帰るべき場所と言う犬 鎖も首輪もいらぬ自由 カミナリに打たれ繋がる光回線 天国へのアップロード 子が生まれそこで初めて親も…

普通って範囲に依存する言葉

普通ってホントに普通であったらいいのにみんな普通が違う 多様性っていうけどさ正直に私も仲間に入れてといえば? 君が言う多様性には僕が含まれていないけど、どういうこと? 夏に北、冬に南と移ろえば四季を相殺できませんかね? 薄く晴れ、川は濁ったま…

文字数に守られている物知らず

雨という言葉使わず梅雨歌う人たちの中にぼくもいたい 忘れたころにやってきて書き始めた時に消えていく歌がある 五七五七七の瞬間だけ世界から消える何かを歌う人達 言葉なく耐え忍ぶだけの毎日に寄り添う歌はあるのでしょうか 歌う前と後、どちらが現実だ…

矢印という記号の意味が分からない人が運転する車

三重方面は楽しくない。 桑名イオンは入り方わからん。 あの辺の合流多い。 合流区間短すぎ殺す気か。 楽しくない。

テトリスみたいな心だから穴が空いたままじゃないとだめなんだ

名人は挑戦者からそのつるぎを取り上げつつも首を洗う

熱戦でしたね

無謀でも光あるはず無闇なら

今踏んだ枯れ葉が砕けた音が秋か冬かを選んだ合図 不条理に立ち向かったら同じ穴の狢のみんなに会いました 笑ってしまった理由を聞かれたので、すいませんとあやまっただけ ありがとう、と言わずじまいの優しさがたくさんあって、ごめんなさい みやぶるよ。…

微粒子とガスと引力と演技と音楽が星の原材料

「あれやったらこうなるからそれやって」指差しで完結する仕事

「その仕事どうせいつかは終わるから」納期をすぎた後の達観

気づいたら明日仕事だ早く寝よ 時すでに遅し2:12am

地獄とはこの世のことを言うんだよ親はぼくらを堕とした悪魔

三回目くらい