最近読んだお金の本

ちらちら気にはなっていたので11~12月にお金系の本を数冊読んだ。
クリティカルなことではあるが、やってみないとわからないだろうという気持ち。


金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

ケチ臭いに対する偏見を和らげる感じだろうか。
リスクを取らねば儲かりもしない。
やってみなきゃ失敗であるかどうかはわかりもしない。
支払いに振り回されて金の奴隷になるな。金を使え。
お金に対する視座を得られてよい感じだったので、また読みたい。
上念も推薦してたな。


投資の大原則 第2版 人生を豊かにするためのヒント

インデックスを買え。
ポートフォリオのリバランスをこまめにしろ。
ドル・コスト平均法で買え。そのためには忍耐と勇気がいるぞ。
下がっても、ドル・コスト平均法を徹底しろ。
ETFよりインデックスを買え。


会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

読みやすく素晴らしい本。
鉄道と減価償却大航海時代貿易と株式。アメリカ式工業システム効率化と買収。
個人レベルのお金の管理の会計から、投資家のための決算書への流れ。
非常にエンタメ的で楽しい本。


ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理

テクニカルグラフや指数の見方の話。
移動平均線、剥離の谷、山、MACDリスク管理、市場心理。
熱狂(値上がり)はやがて覚めるが、恐怖(値下がり)には底がない。
とにもかくにもリスク管理、必ず損切注文を置かねばならない。
一つの取引で許容できるリスクは資産の2%に必ずとどめなければならない。
2%ですら大きく、1%や0.5%の人も珍しくない。
先物はインサイダーのゲーム。基本、個人に勝ち目はない。
デリバティブは難しい。
ETFは連動性が低いので、短期中期のテクニカル取引には不向き。
どれほどに経験を積もうとも、初心者であろうともリスク管理は絶対。
素人には良い本だった。


まだ読んでないやつ

【会計・簿記入門編】読まないで会計思考を身に付ける方法: Accounting Pictures Book

決算書くらいは読めるようにならないとなと思いつつ、、、
すごくわかりやすい本ではあるのだけど、
Kindleだと読み進めている実感がないのと、目がすぐ痛くなるのとで、
読み終わってない。
アナログ書籍版ほしい。


金融の世界史

難しい。基礎的な金融と会計と経済用語などがちゃんとわかってないと
スムーズには読めない。初学者むけではなさそう。
あと、基礎的な世界史の知識もいる。