お金は銀行に預けるな

お金は銀行に預けるな

読んだ。めちゃくちゃ読みやすかったので数日で読めた。

お金に関する心構えと初歩的な実践など。 銀行に預金しておく場合の機会損失を足掛かり的なモチベーションを促し、 終盤ではSRI(社会的責任投資)を介して資本主義社会に対して、 選挙に行くかのように関わっていこうと啓発している。

最初は投資信託を薦めている。市場をひしめいているのは、 資産も時間も豊富にある企業。ここに初心者の個人がなけなしのお金をもって、 遊びに行っても勝てるわけはない。ならばプロに頼もうということで投資信託。 手数料が高いと敬遠しない方がいい。 個人が本や新聞などに勉強料を払うよりは十分コスパがよい。 インデックス系が良い。手数料が安く、リターンを平均してよいため。 ノーロードがよい。これは買うときに手数料がかからない。

次に分散。 日本株、日本債権、外国株、外国債券、に四分割するのが良い。 分割することでリスクも分散できる。

リバランス。良い成績を出したら悪くなる、という傾向があるので、 良くも悪くも最初に決めたバランスが崩れてきたら、リバランスしてを整理する。

他の金融商品、家、生命保険、REITデリバティブ、為替、コモディティ、オプション、 についても軽く触れている。

まさに銀行に定期預金で預けている自分にわかりやすい資産運用の始め方。 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学を読んで、実際的にお金や資産に関与していくモチベーションを高め、 投資の大原則 人生を豊かにするためのヒントを読んで、インデックス投資とリバランス、ドルコスト平均法、市場に感情的に流されない長期的な心構え、 ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理を読んで、リスク管理、損切、損切する冷静な理性の重要性を認識してきた。

一番腰が重かった原因が損をビビってたからなんだけど、 適切におびえて、そなえないとね。 ようやく証券口座を開設したので、積み立てNISAからぼちぼち入れていく。 短期的には新型コロナ、株高調整。中期的には消費増税。 新型コロナには景気対策してくるかもしれない。 高値つかみになりそうなタイミングではあるが、長期計画として考えれば、 早ければ早いほど良いのが積み立てなので。。 積み立てとは別に、勉強として個別株やETF、金や為替あたりも物色してみるか。