熱中症

今年はなんとかノーダメージでいけるのでないかと思っていたのだけど、その日は朝から今日はだめだと悟った。案の定、中盤から頭痛が始まったが、終盤までは頭痛だけですんでよかったとすこし安心していた。しかし、最後の最後でひと段落ついて昼食を一口食べたら、気持ち悪くなり、その一口分を吐いてしまった。頭痛だけでも気合のタスキ発動状態だったのに吐き気で完全敗北した。お客さんがサクレモンを出してくれたので昼食代わりにそれを食べ、ロキソニンを飲んだ。頭痛薬の効果か一時間で症状が4割減くらいにはなったが現場が車で一時間半かかる場所だったので、これ一人だったら帰れないなと思いつつ上司に運転してもらった。というか仕事中も私の5割増くらいは上司が働いていたので、これ一人だったら仕事も終わらなければ限界以上に無理して働いて死んでてかもなと思いつつ車の助手席で揺られていた。この先、自分の体力は衰えていく一方なのにどうやって仕事を続けていけばいいのかと例年通り今年も絶望している。今年の夏はコロナの影響か仕事が少なく、これはこれですごくありがたく、このままクソ暑い夏が過ぎ去っていくものと思っていたがそんなことはなかった。しかしながら例年の夏よりは遥かに絶望日数や転職強迫観念に襲われる日が少なく、そろそろ真夏も終わろうとしていることを小人一休さんには心から感謝している。と同時に持病持ちで重症化リスクが高い私とは決して出会うことのない運命であることを心から祈っている。アーメン。