バイオーグ トリニティ

 

 

The世界系というんだろうか。君と私が世界のすべてで、僕と君の恋の行方が、世界の行方。すごく閉じた舞台の中に物語を広々と閉じ込めたなと。ほぼ学校の校舎が舞台。微エログロで緻密でとてもきれいな絵柄。鼻がたまにないのが気になる。愛し合う運命にあるヒロインと主人公との間に差し込まれた二人のキャラクター。その四角関係が調和していく構造と物語の帰結がとても後味がよい。