歌集 滑走路

一つブームになってたらしいので読んでみた。作者が出版直前で自殺となったのも話題づけた要因である気もする。そうやって生きてそうやって死ぬ。印象に残った歌はわすれた。

現代短歌の31字だけあってればいいやろ感でやっていたが、57577の重要性に気づいた。ありのままの自分自身のすべてをさらけ出すということが、どれほどにつらくはずかしいことなのかを最近自分でも詠み初めて感じている。自分のみじめさと向かい合うことができない。現実逃避的な虚無的な空想的な歌ばかりだ。道徳的で焦燥的で衝動的なままじゃだったって、夜詩歌がいってたね。だからなんてことないなんてないんだ。和歌とは理想と現実だと和歌史的な本に書いてあったけど、理想でもない現実でもない歌が好きで詠んでる。