ちゃんと仕事してもむなしい

たぶん、ちゃんと仕事してない。心残りがあってそれを放置してて、そわそわざわざわしてる。それはそれとしてなんだかむなしい。将来性が無い仕事。稼ぎが低い仕事。やりたくないつらい仕事。クソみたいな仕事。それでイッツイナフ案件なんだよ。それでいて職業選択の自由が実質無い。勇気がない。勉強して資格とるとかもない。セルフネグレクトだ。ずっとそういう生き方をしてきたしこれからもしていくって決めてるんじゃない、それ以外がないんだ。どうしたってどうしようもないんだ。どうしたらいいんだ。どうしたらいいんだ。どうにかしたいんだ。どうだってよくないんだ。どうしたらいいかだいたいわかっているんだ。でもどうしようもなくどうにもできないんだ。どうしたらいいんだ。全部夢だ。夢物語だ。僕は現実という眠りについてる。どうにかなるなんて全部夢だ。僕は夢という現実逃避をしている。全部夢だ。どうしたって夢は夢のままだ。いつか覚めて身の程を、すでに嫌というほど知っている身の程に最終束縛されるんだろう。死にたくない。このまま老いていきたくない。どれほどの情熱も危機感も慣れてしまった。動力源として乏しい。それによって生き延びた過去があったからだろう。自らの内に身を燃やし尽くすほどの行動原理を否定し尽くす理性を身に着け、情熱を自らを消し去って生き延びた過去が今の僕の無力だ。過去の僕を生かしたそれが未来の僕を殺す。生きて死ね。死ぬまでに生き抜け。死んででも生きろ。ちぐはぐだ。つぎはぎだ。ばらばらだ。明日死ぬとしても今日と同じ明日だ。今日死ぬとしても今日と同じ明日だ。文字に逃げるな。意味不明に逃げるな。多様性に逃げるな。多重性に逃げるな。目の前の現実の豊かさに逃げるな。内面の広さに逃げるな。逃げること逃げるな。逃げ切れる素養をもっていることに逃げるな。僕は逃げ切れる、生き延びれる人だ。夢に逃げるなってことなんだろうか。自分の自分らしさに嫌気がさしている。僕は僕を飽きたのだろうか。そうでもない気もするのだが。全部投げ出した物を全部拾いに帰りたい。僕が僕じゃなかったころの僕を取り戻しにいって何になる。そうやって夢を見ている。眠りについている。だれも起こさないでくれって僕が僕にだけ言う必要がある。