風の木陰

寝る前から寝ぼけていた僕ただは夢と知らずに夢を見ていた

休日はどこへ行くにも向かい風人がいない方へ行きたくて

1年履いて履き替える靴がもう二組残る玄関の隅

ただ今日は雨を歩ける靴じゃない開いた傘はすぐに閉ざされ

コンビニにちゃんとあったよcoolish十五年いやもっと前から

また同じ間違い探しをしてると気づかぬまま西日が昇る

夏の月僕があなたに出会う頃夕立を呼ぶ遠雷が咲く

もう君にちゃんとほほえみ返せるよ言葉が少し必要だけど

1UPキノコを死んだあとゲットしても生き返らないんだよね

快晴と風の日陰と水と空遠くて深い遠くて淡い

風だけを聞いていただけだったような波打ち際今日何しよう