進撃の巨人 33巻

 

 

いやーシンプルにまとまってきたかな。エレンの心情は分かりにくい。
世界大戦や冷戦で経てたどり着いた平和の最大の立役者で礎が、核の相互抑止。
進撃でもアルミン側は抑止力の誇示で一時的な平和を作ろうとするが、エレンはそうはしない。圧倒的な力を持ち、すべての抑圧から解放され、すべてを破壊してゆくエレンは自由を感じる。壁の外の世界への希望と失望が去来し、殺戮者である罪悪感と破壊者である全能感のなかで彼なりの人無き平和へ歩みを進めていく。


4月に完結とのこと。またどうせすぐ終わってしまう。時間はすぐに過ぎてしまう。
つらい。
しかしハンジさんの捨て身の時間稼ぎに意味はあったのか。