短歌

青空が青めく朝のまばゆさに

青空が青めく朝のまばゆさに何度も閉じてゆく瞼見る 満開の桜流しの雨が降るいつかの君を待つ汽水域 思い出を思い出してただけだった規則正しくばらばらになる 繰り返すまたもや桜繰り返す変わらないまま変われるように 信号が青に変われば走りだす前の車に…

30歳になった3月

30代始まった。何一つ変わることなく体がぼろぼろになっていくのをただ眺めていた二十代後半が終わり、終わったところで同じように同じことが始まった30歳だ。真っ暗な未来に向かってうつむきながら少しずつ寝返りを打つかのごとく進んでゆくのだしらんけど…

雑光

雑光の中に現る幻と飛び立つ魚波打つ水面 オレンジのサングラス掛け見上げればずっと夕暮れ暮れることなく 流れ星のように消える願い事ほんとにそれでいいんでしょうか 水鳥の鳴き声にまだ意味を問う眩しいせいで目つきが悪い 君のためのパーティーだ楽しも…

時計は今しか指さない

如月の岸辺で待てばまばゆさは雪の陰影冬の有限 この空は誰の願いを叶えるの?誰も誰かは知らなくていい 今もこの瞬間だけを指し示す時計刹那に照らす雷雪 千年の命が尽きる雨上がり風が吹く方へ広がる陰 夕暮れにすべてが無駄になっていく今日も空が青かっ…

初日の入り

夕暮れの前後の赤の多彩さのどれを思いだせば君の頬 風音と波音を消すアラートにかき消されてく僕の存在 ぐらぐらと恐怖沸き立つゆらゆらと水面を撫でる初日の入り 目を細め歪めて映す光だけ識別すべくレンズを拭いた 欲望に手つかずのまま冬休み終わる夜に…

秋の火の部分

秋空に取り残された夏の曇夕立の匂いがした直後 ポケットにしまったままにした夕日すごい洗濯機光ってたよ アスファルト蜃気楼もう見えなくてもう見えない向こう側の夏 許せないあの日の自分許したしお前の金のこととかついでに 立冬に残暑と言うような日差…

徒花と、夏

夏風が君の呪いを祓えない徒花と咲き散りゆけば青 田園に夏の稲穂は生命の小さき世界の帳として 雨音を遮るために傘を差すただ回り続ける公園へ 雲間からまばらにそそぐそのひかりすべてがきみを無理やり照らす 生ぬるい雨の匂いがしてきたら夕立ちは去る僕…

ある日突然七月になる六月

いつまでも売り切れのままの自販機はミイラ製造機だったよさよなら 終わりまで増えていくだけの年齢がもう歩幅より早く増えてく 閃きは眠気の中で瞬きて忘れることを約束されてる 終着を眼に映す来た道をとぼとぼ帰ることはもうなく 夏風に歌心ゆれ僕はただ…

早く帰れる

まぶたには昨日を写しひとみには今を映したひかりのゆくえ 斜陽にはひとみを焼いた罪があり裁くべき朝日と夕日 焼け焦げた肌を流れる水分を涙と詠んだり汗と呼んだり 汗ばんだ体を撫でるシャワーだけ だけですました湯船空船 いつまでもゼルダは救わずマップ…

さざなみはざわめき

何度でも水面を撫でるそよ風がさざなみとなるざわめきとなる 木陰には誰かが捨てた氷菓子を包んだままの氷菓子だ 駆け上がることもできない垂直に近い堤防に阻まれてる 同じ道ずっと工事をしてるからずっと同じに維持する工事 夜闇暗がりあなたにはわからな…

どうしろと

焦燥感だろうか。ずっと同じこと思ってる。ずっと同じことここに書いて今からまた書こうとしてるのでいやになってきた今この瞬間の改行。 転職したい。今の仕事やめたい。引っ越ししたい。どうすればいいのだろうか。明確に明確だ。それがなぜできない。それ…

3月じゃねぇか

やめてくださいしんでしまいます。 スプラ熱が冷めてきた気がする。XP2000でもう無理感。ガチマよりサーモンランをよくやるようになってきたのでこれは終わりの兆候であろうと。もっとうまくなりたい気もするが、他にもなにかわからないなにかをやるための空…

人の年齢聞くたびにショック受ける

最近、スプラの配信見ることが多くて、好きなプレイヤーが20前後の子が多い。今日も「だめだこりゃ」が口癖の自称おじさんが19であることが判明し、まぁどうせそのへんなんだろうとは思っていたけど、軽くショックを受けた。バイトがどうとか言ってたからワ…

ひかりのふりをして

ありのままでいなくちゃとおしつぶされておとなになったよ 川の音と和音を鳴らす立ちションをしてるじじいを隠す軽トラ 明日には忘れてしまうことになるなると願って目を閉じている 形にも影も形もない日々をひかりのふりしてすごしていたと 向こう側に海が…

もう自分と向き合いたくない

虚妄には咲き乱れゆく花があり飾ることなく忘れ去りたい 向き合った自分らしさはごみの日に捨てたしごみ箱は狭まかった 憧れの彼方に消えた思い出の人 夢で見た思い出の人 明日の空は何色になるでしょうか?天気予報は色では言わない 何事もないはずなのに何…

2022年ためてたくせに歌壇におくりそこねた短歌

僕と俺 感謝して理性確かめ軽蔑で本能に飲まれる僕でした 出る俺を自ら叩く俺が今仕事辞めたい俺叩く今 願いつつ祈りつつこの言の葉はオリーブの葉となりつつあって まばたきで始まる未来少しでも遠ざけるため開かずにいる 世のため人のため僕のためだった …

2021年短歌まとめ

すっかり短歌やってないんだけど、こっちに去年のをログっておく。 1月 2月 頬つたう流れてどうか心まで誰もがきっと気付かぬように 3月 誰がためにほうきで掃いた星屑はかなわぬ願いの後片付け ふつうとはあなたのことをいうんだよぼくのことではないはずな…

工場

読んだ。ほんとに工場努めの話。

結果としてこの一年、短歌に社会還元性を探していた

思春期のマインドのままに年を取る よい記事だ一年前の俺。おぼろげに俺の暗黒面に社会還元性を付与して社会参加していくぞという目標があった。この一年毎日短歌を一日一首詠んでいた。それがそれにつながっていた気がする。 が、最近一日一首ノルマをサボ…

悪友

読んだ

歌集 音楽

読んだ

歌人には賞味期限があるのか?

歌壇に投稿しようかとか思ったけど、条件として未発表作品であることが多い。毎日一首作ってはいるがそれを毎日noteへ流してしまっている。去年5月からの日課になっているのでそれはそれでやめたくない。なんやかんやでnoteを通してなんやかんやである。そん…

サイレンと犀

また読んだ。歌集の感想文は書けない。書くだけ野暮になるのでげんなりするような気がする。 ぼくの背のほうへ電車は傾いて向かいの窓は空だけになる イメージ、僕以外そんなことにも気づかない僕だけの景色、世界 完全に止まったはずの地下鉄ちょっと動いて…

千夜曳獏

すぐぼろぼろになりそうな質感の紙で閉じてある。

歌集 ひかりを渡る舟

少女から妻へ移り変わる中にあった短歌

えーえんとくちから

やばいな。

海蛇と珊瑚

文語体わからんゆえに味わい深い。無知も甘味か。何回も読むぞ。

ひかりの針がうたふ

めっちゃ素朴な日記で小さい子を持つ父親であり海の男でありとそれが短歌なんだって感じ。国語の教養で殴ってくる感じ。文語体で読みにくい。勉強してから出直してこい感あるのでまた。

まばたきで消えていく

憂いを帯びた美しいタイトルに惹かれて買った。「命の際の歌が胸を突く」と帯に書かれている。解説でもそのような視点で読み解かれている。そのように思う。生き残りが死をどのように受け止めていくのかを教えてもらった歌集だった。最後の一首は火葬を詠ん…

コンビニに生まれかわってしまっても

前半と後半で俺から私へと一人称が変わってゆく。 よいタイトルでした。