2023-05-19 さざなみはざわめき 短歌 何度でも水面を撫でるそよ風がさざなみとなるざわめきとなる 木陰には誰かが捨てた氷菓子を包んだままの氷菓子だ 駆け上がることもできない垂直に近い堤防に阻まれてる 同じ道ずっと工事をしてるからずっと同じに維持する工事 夜闇暗がりあなたにはわからないきゅっと眼を引き絞りつつ 僕だけが僕を救えるはずでした風の岸辺で諦めがつく 流れくる雲が名前で呼ばれてて名前あるやつだいたいやばい