ひかりのふりをして

ありのままでいなくちゃとおしつぶされておとなになったよ

川の音と和音を鳴らす立ちションをしてるじじいを隠す軽トラ

明日には忘れてしまうことになるなると願って目を閉じている

形にも影も形もない日々をひかりのふりしてすごしていたと

向こう側に海があると知らずいた大きな山を抜けだす車

その刹那気がついたんだ光さえ僕を欺く影の泉だ