早く帰れる

まぶたには昨日を写しひとみには今を映したひかりのゆくえ

斜陽にはひとみを焼いた罪があり裁くべき朝日と夕日

焼け焦げた肌を流れる水分を涙と詠んだり汗と呼んだり

汗ばんだ体を撫でるシャワーだけ だけですました湯船空船

いつまでもゼルダは救わずマップ開け ホームボタン 風呂入ってくる

梅雨空に夕景は来ぬ帰り道早く帰れる早く帰れる