ヴァイオレット・エヴァーガーデン

こちらもシンコロワクチン副作用休みで見た。絵としてとてもきれいで良かった。美しかった。パターンが分かってくると味付け濃いなって感じの後半ではあったが。心を、社会性を会得していく困難さは多くの人がぶち当たり苦しみを味わう経験があると思うが、こちらの主人公に関しては鋼メンタルなのか一切苦しさを暴露しないし、感じている描写もないように見えた。もう一回みると違って見えるかもだが。ただただ大切な人を失う苦しみだけに支配されるもそれを自分の仕事を通じて克服していく。感情を持たないのではない、表現をしらないだけだった。愛を知らないのではない、自らの内にある愛に愛という名がついていないだけだった。意味とは連想だ。連想はストーリーだ。彼女は物語を、それにまつわる物語を知らないだけなんだ。物語を綴る仕事をしている。いつかまた見よう。というか映画版がそろそろ配信開始なので楽しみに。