連想の遅延評価

連想が言葉の意味を決める。

連想できることが意味ある言葉である。

連想できない言葉は意味が決まらない言葉である。

意味が決まらなければ無意味である。

連想できるかどうかをどう確かめるのだろうか。

連想できないことは、ただ物を知らないだけではないか。

経験や教養があれば、連想できる宛先が増えるだろう。

よって連想できるかどうかの幅や広さといったものは、経験によって増減する。

すなわち、連想できないから無意味なのではない。ただ物を知らないから、暫定的に無意味と誤解してしまうことだ。

意味無意味は連想に依存するかもしれないが、連想できるできないは、知識に依存する。

浅はかな知識による無意味。いずれ経験を積めば意味になる無意味。

このように時差を持って無意味から意味に変化をすることを遅延評価と言うこともある。

遅延評価は計算一時停止的であるのでリソースが限られた人には優しい。